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■塾概要

塾長のこだわり

1978年ジェイ・サチ誕生以来「こんな塾があったらいいな」をテーマに責任者2人、森先生とさち子先生が世の中の常識を物ともせず、追求してきました。 たくさんの事柄はきっとあらゆるこだわりを持つ方々に共鳴され続けることでしょう。

1、生徒が主役である
ひとり一人のカルテを作成。ジェイ・サチ独自の個人プログラムでグイッと伸ばす。
2、スタッフの学力、能力も磨き続ける
・学生、大学院生、社会人にこだわらず、「よし!この人」という方を採用。
・毎日の生徒ひとり一人に関する指導、ミーティング。
・“教育はサービス業”という視点により、先生ひとり一人に対し生徒の能力の引き出し方のチェック等の研修あり。
・選び抜かれた人材がさらに自己犠牲愛のもと磨かれている現状は世の中で高い評価を得ています。
3、学習環境
訪れて下さい。「感動の空間」「安心の空間」です。責任者2人の知恵を集め、子ども達がほっとするオーガニック空間が出来上がっています。ヒノキの空間、目に優しい光、全面ガラスと丸太の教室、ウーン表現できないほどの優しい空間を是非どうぞ! 「子どもを主役に!」が、とってもわかって頂けます。
4、学習効果大の「奇跡の合格」
幼稚園~大学入試までの高実績。大学合格率は90%以上を毎年保っています。第1志望への進学率は約68%

・ジェイサチの夢

1、子どもたちの自信溢れる笑顔。
2、目と目が合って言葉を交わさなくとも気持ちが伝達可能になる時の豊かさ。
3、何よりも「自分ですごいぞ」と感じてくれる場面をたくさん体感してもらいたい。
4、ジェイ・サチに勤務する140名全てが心1つに自己犠牲愛を発揮し、伸びやかな人材を育て上げる事に感動すること。
5、溢れる子ども達への関心が指導技術、言葉かけ、挨拶、マナーなどに、全てあらわれています。

ジェイサチの講師育成プロジェクト

塾の指導方法には、「一斉指導」、「個別指導」と2種類の教え方があり、「一斉指導」は20~30人を教室へ集め指導する
昔からあるスタイルです。それに対して「個別指導」はその子の学力や性格的なことを考慮し、きちんと消化できる
カリキュラムを各担当講師が組みます。

・個別指導塾講師の現状

J&Sachi塾では1978年の開校以来「こんな塾があったらいいな」をテーマに責任者2人、森先生とさち子先生が
世の中の常識を物ともせず、追求してきました。そのこだわりの一番大きなところが個別指導です。

個別指導塾と聞くと、学生アルバイト講師がメインであまり評判のよくない塾が多いらしいです。
更に、ほとんどの個別指導塾ではたいした研修を行っていないというのも良く耳にします。

・奇跡の合格率は塾生だけではなく、講師育成がしっかりしているから生まれる!!

J&Sachi塾では、身だしなみから始まり、指導に入る前・指導に入ってからの指導の始め方、採点方法(科目別)、
宿題の出し方、授業終了時の挨拶の仕方まで100を超えるチェック項目を日々確認してから指導に入っております。

大切なお子様達の未来のために、社員講師であっても学生講師であっても、指導内容に差が出てしまっては、
個別指導を行う意味がありません。
講師は入塾からしっかりと3ヶ月以上の基礎講習を行い、VTRを見せて終わりや、マニュアルを読ませて終わり
ではなく、こちらも個別指導を行いながら講師のスキルアップを図っています。

良くある質問

・自分の受けたい科目だけ受けることは可能ですか?
当塾ではさまざまなコースを準備しております。全ての科目をトータルにアドバイスさせていただくものから、ご自分の苦手とする科目のみを選択するコースまで様々です。

・入塾学力テストの結果で落ちるということはありますか?科目数は?
入塾テストは入塾できるできないを決めるものではありません。今の自分の力を認識し、 それにあったプログラムからスタートしなければ成績が伸びるものも伸びなくなってしまいます。あくまでこれからの自分(お子様)の未来の為に実施します。その一つのきっかけになればと思います。科目に関しては学年で違いますので詳細はお問い合わせください。


・定期テスト対策などもこの塾でして頂けるのでしょうか?
はい実施します。学校で使われている教科書や普段の授業から学ぶ事によって、 短期間で定期テストの学年順位を100番近く上げた方も多数いらっしゃいます。

・偏差値40で年齢も20代後半の僕でも入塾することは可能ですか?
もちろん大丈夫ですよ。今の年齢、学力が大切ではありません。これから自分がどうしたいのかと思う気持ちがとても大切です。そんな人を全力で私たちはサポートしていきます

・夏期講習(春期、冬期など含め)だけ受ける事はできますか?
もちろん大丈夫ですよ。休み期間中に集中して勉強したいと思われる方は多数いらっしゃいます。その声にお応えして聴講生として入塾することができます。休み期間中一緒に頑張りましょう。

■教室へのこだわり

・ミッドランドスクエア校

所在地 〒450-6204
名古屋市中村区名駅
4丁目7番1号
ミッドランドスクエア4F

JR名古屋駅とは名駅通を挟んですぐ、信号を渡り徒歩約1分で名古屋駅桜通口、名鉄名古屋駅に行くことができるので、学校帰りにも便利。また、名古屋駅地下街から直結しているため、天気を気にすることなく通塾することができる。
地下からは地下鉄東山線名古屋駅まで徒歩1分程度で、近鉄名古屋駅は徒歩数分程度で到着する。 教室内に入るとジェイ・サチ独特の木の香りとともに、天井の高さに圧倒される。高さは3.5メートルを超え、ビルの中とは思えない開放感を感じる。また最新設備により防音効果も優れていて、一歩中に入れば商業施設とは思えない静けさとなっている。
生徒の学習の集中力UPを追求した環境に、必ず満足してもらえるよう努めている。

・いりなか駅前校

所在地 〒466-0833
名古屋市昭和区隼人町7番地1

南山小・中・高をはじめとする文教地区として有名な「いりなか」にある本校へは、広範囲から多くの塾を飛び越えて生徒が集まって来ている。場所は、2番改札口を出て川名駅方面に歩いてすぐの4階建て。
一階が9台収容、冷暖房完備の駐車場、2階と3階が教室および事務所となっている。そして4階は、設計オフィスと印刷スペース。他校舎同様、自然素材にこだわった造りで安心安全のオーガニック空間となっている。
ジェイ・サチ本部機能を備え、本部校の活気あふれる雰囲気の中、充実した学習環境を提供できる。

・江南駅前校
〒483-8213
江南市古知野町朝日165番地
ナガタニビル4階
0120-096-124

名古屋鉄道犬山線江南駅西口を出てすぐの5階建てのビルの4階。お子様の安全面での上でも、駅前は明るく人通りも多く防犯上安全性の非常に高い立地条件ともいえる。西口から徒歩一分もかからないため帰宅におけるバス、電車などの待ち時間の無駄な時間はありません。 教室内に入るとジェイ・サチ独特の木の香りとともに、ビルの中とは思えない開放感を感じる。ヒノキの机・椅子&ヒノキ(塗装はドイツ製天然系)と大理石の内装です。床下には室温で遠赤外線を出して植物・人間を元気にする天然石を並べた。
蛍光灯は生徒の帰宅後の睡眠を妨げない電球色を使用するだけではなく、イタリア製の天然綿でシックハウス対策もしている。お子様の学習の集中力UPを追求した環境は満足度も高い。

J.Sachiキッズ

幼児さん対象のクラスには、小学校受験に対応した
『小学校受験コース(年中児・年長児用の各コース)』と、
好奇心いっぱいのお子さまの心と興味を育てる
『幼児コース(1才10ヶ月~年長児)』がある。
どちらのコースも、幼児期に大切な、
「考える力」「創造する力」「集中する力」「切り替える力」を伸ばす。
お子様が大きく、柔らかく、すばらしく成長される。

高卒生メディカルクラス

・特徴

■厳選された教材群を使用し、一人一人に合わせたレベルで提案する。
■平均月2回模試を受験し、実践力を鍛える個人指導。
■基礎の反復と応用力の強化。
■戦略性の高いカリキュラム+定期的に行われる1:1での面談により個人カリキュラムの展開。
■小論文・面接・リスニング対策も担当講師によりフォロー。

・カリキュラム(代表例)

<前期>
1.個人カリキュラムの作成を行い、課題となる教材を列挙し、予定を組む。
  センター試験レベルを軸とした基礎力の養成(数学に関してはⅢCまで学習)
2.基礎力の定着を徹底しつつ、英・数を中心に応用力を強化。
  夏場の模試にそなえて追い込みもかけていく。

<前期>
■英語・数学に加えて理科も応用力を養成する。
■過去問研究を始め、必要とされる学力を確認、自分との差を詰めていく。
■後期より始まる模試に備えて猛特訓。

<後期>
本格的に始まる模試を中心に一週間ローテ学習で実践力を養成する。
この時点で、合格へのある程度見通しを立てる。

ジェイサチ予備校 戦略

そもそも合格するとはなんでしょうか?当たり前ですが、入試本番当日に合格点以上の答案を書いてくることです、では、それに近づくためにはどうすればよいのでしょうか?J.Sachi予備校には答えがあります。
戦略 1自分だけのカリキュラム

J.Sachi予備校には,個々の生徒の学習能力を伸ばす基本カリキュラムがあります。それを基盤に担任講師と1対1で面談をじっくりと行い、一人一人に合った個人カリキュラムをオーダーメイド感覚で作っていきます。そのカリキュラムを羅針盤に、志望校合格への道のりを着実に歩んでいただきます。
戦略 2圧倒的な学習量

J.Sachi予備校のカリキュラムでは年間約2100時間(季節毎の講習含)の個別指導が受けられます。 この膨大な学習時間があってこそ、合格への自信が生まれるのです。 またJ.Sachi予備校ならではの快適な学習環境が、これだけ長い時間机に向かう座力を可能にするのです。
戦略 3個人の能力を最大限に発揮する、個別授業形態

個別指導ですから、分からないところはすぐに質問して解決できます。選りすぐりの優秀な講師が、一人一人の生徒へ丁寧に説明し、確実な理解を導き出します。また自分のペースで学習ができるので、やる気があればどんどん先へ進むこともできますが、逆に必要があればしっかり復習する時間もとれます。答えが『反射的に』出てくるようになるまで、繰り返し復習することが合格への王道。この信念の基に、J.Sachi予備校では復習を重視したカリキュラムを組んでいます。

ジェイサチ 高卒生のサポートシステム

サポートシステム

■予備校担当者と本人との定期的な面談により生活サポート及びメンタルケアをしながらあなたの大切な
 一年を完全サポートします 。
■実力者ぞろいの先生が非常に近くにいるので、大手予備校とは違い先生と直接コミュニケーションを通した
 学習が容易にできます。
■毎週のホームルームにて、みなさんの進学先の最新受験情報を提供していきます。
ジェイサチの戦略

そもそも合格するとはなんでしょうか?当たり前ですが、入試本番当日に合格点以上の答案を書いてくることです、では、それに近づくためにはどうすればよいのでしょうか?J.Sachi予備校には答えがあります。
戦略 1自分だけのカリキュラム

J.Sachi予備校には,個々の生徒の学習能力を伸ばす基本カリキュラムがあります。それを基盤に担任講師と1対1で面談をじっくりと行い、一人一人に合った個人カリキュラムをオーダーメイド感覚で作っていきます。そのカリキュラムを羅針盤に、志望校合格への道のりを着実に歩んでいただきます。
戦略 2圧倒的な学習量

J.Sachi予備校のカリキュラムでは年間約2100時間(季節毎の講習含)の個別指導が受けられます。 この膨大な学習時間があってこそ、合格への自信が生まれるのです。 またJ.Sachi予備校ならではの快適な学習環境が、これだけ長い時間机に向かう座力を可能にするのです。
戦略 3個人の能力を最大限に発揮する、個別授業形態

個別指導ですから、分からないところはすぐに質問して解決できます。選りすぐりの優秀な講師が、一人一人の生徒へ丁寧に説明し、確実な理解を導き出します。また自分のペースで学習ができるので、やる気があればどんどん先へ進むこともできますが、逆に必要があればしっかり復習する時間もとれます。答えが『反射的に』出てくるようになるまで、繰り返し復習することが合格への王道。この信念の基に、J.Sachi予備校では復習を重視したカリキュラムを組んでいます。

ジェイサチキッズ 保護者の声紹介

・ひらがな頑張ったよ
Tちゃんのお母様より

「先生、ひらがな頑張ったよ!」と、宿題をうれしそうに見せてくれるTちゃん「”な”の字が難しいかったけどがんばったよ」「今度、カタツムリをたくさん書いてくるね!」など、教室での様子を楽しそうに話ししてくれます。私が言わなくても自分で楽しくどんどん進めているんですよ。自分で考え、感じ、取り組める。自立した心を育てて頂き、感謝しています。

・木のお家で勉強したい!
年中児のCちゃんのお母様より

娘が「木のお家で勉強したい!」と自分から言ってくれています。 字に興味がなかったのに、あっという間に、自分の名前が書けるようになってきてびっくりです。授業後に先生より、一人一人にアドバイスをいただき、授業内容を説明していただけるので、塾だけで家庭学習の目安がしっかりできます。

・ジェイ・サチのトマトは(お日さまで)あたたかかった
年中児のKちゃん、ジェイ・サチからもらったトマトの苗を、おばあちゃんの家の畑に植えましたと報告がありました。数日後・・・お母様よりお手紙を頂きました

子供が「赤い小さなトマトが3個できたよ!食べたら、お日さまの味がしたよ。おうちのトマトは(冷蔵庫に入っているので)冷たいけれど、ジェイ・サチのトマトは(お日さまで)あたたかかったよ!」と喜んでいます。自然を通じたお勉強などができ、とても感謝しています。

・探究心が出てきた
年長児のBちゃんのお母様より

テキストに、にじが出てきたので、「虹の色は何色だろう?」と、親子で百科事典で調べました。 言葉さがしでは、「”ひゃ”のつくものな~んだ?」「”きゃ”のつくものな~んだ?」と質問攻めにあい、この機会にと、国語辞典の使い方を教えました。多方面から勉強する機会を、幼児のうちから与えてもらっています。最近、ますます探究心が出てきたように思います。

学習塾とは

学習塾は、主に小中学校の放課の後に、有償で学力の補強や学習の補助などをする施設である。一般的には、単に塾(じゅく)と呼ぶことが多い。また特に受験対策を行う塾を進学塾ともいう。
平成21年経済センサス(2009年)によると、日本国内に5万1千箇所あまりの事業所があるとされる。

多くの塾は主要5教科(国語、社会、算数 / 数学、理科(物理、化学)、英語)の学習に特化しているが、保護者や生徒の希望が英語・数学(算数)・国語に集中することから、個人塾には英語のみ、英・数(算)・国のみなど科目を限定しているところも多い。学校が総合的な人間形成を目指しているのに対して、学習塾は主要科目に関しての弱点補強や高度な学習、入試対策などに力を入れている。保護者の要望に答え、通常の学習よりも中学入試、高校入試での合格を主な目的とする大手進学塾も多くその合格実績を競っている。また、ごく一部には定期テスト前に中学副教科(保健体育・音楽・技術家庭・美術)の記述学習に対応するところもあるほか、理科実験など実技的なものを学ばせ注目度をあげる塾も存在する。学習塾の数だけでいえば個人塾が圧倒的に多く、それぞれ個性的な指導で実績を上げているところも多い。

多くの塾は模擬試験を実施しており、個人の学力レベルをある程度正確に知ることもできる。大手の塾では塾生が多いため塾内模試を、中小の塾では模擬試験専門会社の模試や教材会社が主催する模試、塾団体が設立運営する模試を採用している。

学習塾の分類

学力別

難関校進学クラスを持つ塾と持たない塾に分かれるが、大手進学塾では学力に応じてクラス分けしていることが多い。中小の大半の塾では人数の都合上クラス分けをしていない。個別指導塾や自習式の塾は個人の実力に応じて対応できるためこのようなクラス分けがない。

難関校進学クラスを持つ塾
難関の学校に進学希望する生徒に、学校の授業より難しい内容を加え指導するクラスを持つ塾。入塾試験でクラス分けするところがほとんど。難関校を目指す生徒のみの塾はほとんどなく、ほとんどが学力別クラスを作った形を取っている。
一般の塾
学力別のクラスを持たない塾。中程度の学力レベルに合わせ、学校の授業より先行して授業を行ったり補習授業を行うもの。中小の学習塾の多くがこれに属する。

人数別
集団授業の塾
1クラス概ね10人以上のクラス構成の塾。大手塾では、社員扱いの講師が高度な内容のクラスを担当し、大学生などのアルバイト講師がそれ以外のほとんどのクラスを担当することが多い。社員と大学生アルバイトなどの見分けが付かないので、習う側からは講師の質の判断が難しい。社員扱いの講師が担当するクラスは、1クラスの人数が多くなり授業料も高額になる。規模の拡大に伴い、主に下位クラスで講師の質が落ちている場合もあるという。
中堅塾では集団授業塾でも全てアルバイト講師というところも多く、この場合は授業料が比較的安価であることが多い。

自習形式の塾
クラスはなく広い部屋に異学年の小中学生を集め、様々な科目を自習形式で同時に学習する。解説の書いた専用のプリントと問題用紙をもらい自学自習する。採点者は採点に追われるので、ほとんど指導ができない。人数の多いところでは、アルバイト講師が巡回指導することもある。ほとんどがフランチャイズ形式で、家庭の主婦が指導者として行っているところが多い。公文式や学研教室がこれに当たる。

少人数制授業の塾
1クラス概ね5〜10名のクラス構成で個人経営の塾にこのタイプが多い。集団授業と違い個人指導もある程度できる。

個別指導の塾
1人の講師が概ね1〜4名の生徒を指導する。個人指導ができるが、講師1人に対する生徒が少ない分、授業料が高額。時間単価で比較すると、集団授業の塾の3〜6倍となる。苦手科目のフォローとして補修程度に使うのが無難だという声もある。

少人数制授業へのシフト

少子化傾向に対応し、個別指導や概ね10人以下の少人数制授業の塾が多くなっている。集団授業の塾は大手塾で教室数を拡大する傾向にあるが、姉妹校として個別指導の塾を併設したり、塾内に個別指導ブースを併設する場合もある。もっとも、個別指導といっても家庭教師のように1対1で教えるとは限らない。1人の講師が学年や科目の違う生徒3〜4人程度に対し、同時に巡回指導するものも個別指導という。つまり「個別授業」ではなく「個別指導」なのである。当然1人の講師に対して生徒の人数が少ない分授業料はかなり高額になる。それでも学力が中程度かそれ以下の生徒には、従来の集団授業に比べると行き届いた指導ができる。

個別指導の場合、巡回しながら学年や科目の違う指導に同時に対応できる能力と要領が求められる。一人の講師が全ての学年や科目を担当すると思われがちだが、講師の指導できる科目や学年のみを担当するので、講師が不得意な科目を教えることはほとんどない。しかし、これらの塾では「学習内容」の指導だけでなく「勉強の方法」の指導も行うことが多く、全体の流れを熟知し担当する生徒に応じたペース配分ができるようになるまで、少人数に対する指導とはいえ講師にかかる負荷は大きい。

予備校とは

予備校とは、各種試験を受験する者に対し、前もって知識や情報を提供する教育施設である。

種別としては、専修学校、各種学校、無認可校のいずれかにあたる。設置者としては、学校法人、財団法人、株式会社、有限会社、個人など多様である。

予備校が対応している選抜試験としては、学校への入学試験と資格試験が主であるため、受験(進学)予備校、司法試験予備校、公務員試験予備校などが一般的に「予備校」と認知されている。

その他、特定の会社・職種の採用試験(客室乗務員、パイロット、アナウンサー、気象予報士、医師国家試験、薬剤師国家試験など)に対応した予備校も存在している。

予備校の中には、卒業試験や期末試験などの学習補助を行う部門が併設される例も多く、その場合は「学習塾」との混合型と見ることも出来る。

また、あまり予備校とは認識されていないが、運転免許取得のための自動車教習所(自動車学校)も予備校の一種である。

・大学受験予備校
明治時代の旧制高校・旧制専門学校の設置以来、予備校は存在しており、最も歴史の古いものには、研数学館、駿台予備学校などがある。今日の大手予備校は概ね1950年代の中盤から後半にかけて作られている。戦後の高度経済成長期頃から、大学受験の大衆化が進み、河合塾や代々木ゼミナールなどの大手予備校が急成長する下地が生まれた。

1970年代、1980年代、1990年代前半のいわゆる受験バブルの時代においては、現役での進学のほかに大学浪人等で大学進学することも一般化し(「一浪 【いちろう: 一年浪人すること】」と書いて、「ひとなみ」=「人並み」と読む、などと俗に言われた)、独自の予備校文化も形成されるに至った。

1990年代後半に入り、バブル経済の崩壊、少子化の進展につれて、浪人生の数は減少し、予備校の中には浪人生を中心とした本科から、現役生を対象とするコースへと重点を移す傾向にあり、推薦入試やAO入試の対策、それに伴う高校の内申点・定期テスト対策などのニーズも高まっている。ただし、依然として難関校の一般入試は高倍率であり、大手予備校は規模を縮小しながら、存続し続けると見られる。

  • 最終更新:2015-12-14 11:22:33

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